トラウマと心の浄化 〜episode2〜 後編

こんにちは!
鍼灸師の黒沢ちあきです。

「クライアントさんの心と体を整え、自然治癒力を最大限に引き出しその方の可能性を無限大にひろげていく」という熱い思いで活動しています。

前回からの続きです。

個人が対処できないほどの圧倒的な経験から生じる心の傷、トラウマから扁桃体ハイジャックが起こり、パニック障害などを引き起こします。なので、このトラウマを癒やさなければ、自分の人生において自ら舵をとって歩んでいくことが困難になってしまいます。

では、どうやってトラウマを癒やしていくのか?
今回はその続きをお伝えしていきます。

癒やしていく方法ですが、それは「心を浄化する」ことです。

心を浄化することでトラウマが癒やされます。浄化という言葉ををググってみると、

  • きれいにすること
  • 清浄・清潔にすること
  • 心身の罪やけがれを取り除くこと

と書いてあります。

どうやら外見をきれいにすることだけでなく、内面をきれいにすることも含まれているようです。
やはり、心と体はつながっているということですね!

また、浄化はクリアリングともいいます。

クリアリングはネガティブなエネルギー、ストレス、またはブロックを取り除くこととされています。
私が普段から実践してして効果絶大な「心の浄化法」をご紹介致します。

  1. ヨガ(瞑想・アサナ)
  2. 思考の変換

最初はヨガをご紹介いたします。

みなさまは「ヨガの8支則」ってご存知でしょうか?

ヨガは運動と思っている人は多いかと思いますが、ヨガの意味するものは8つあって、いわゆる皆さんの思い浮かべる運動のヨガはその一部なのです。

ここでお伝えするのはヨガの中の瞑想とアサナについてです。
また、機会があればヨガの8支則についても詳しくお話していきたいと思います。

では、はじめは瞑想からお話していきます。

瞑想というと難しく感じる方も多いかと思いますが、ただ座って目を閉じるだけでOK。
頭に浮かんでくる様々な情景をただひたすら俯瞰します。

時には雑音に意識が向いてしまったり、体の痛みや感覚に意識が囚われたりする場合もありますが、ずっとそこに留まらないことがポイントです。

意識が過去へ向かう場合もあります。
幼少期の悲しい出来事に飛ばされることもあります。
そんなときも感情に流されることなく、ただただ俯瞰していきます。

最初は過去の様々な空間をたくさん移動してしまいますが、慣れてくると今この瞬間瞬間を感じられるようになってきます。今この瞬間を生きられるようになれば、トラウマも浄化されている状態です。

最初は5分からでもいいので始めてみてください。
できるようならどんどん時間をのばしていき、1日15〜20分くらい瞑想を続けてみてください。

そして、アサナ。

アサナとは流れるような動きを伴う運動です。
アサナをする上で重要なことは呼吸です。

呼吸をしていくことで自律神経が整っていき、精神が安定していきます。流れるような動きをすることで、滞っている気も流れていきますので、体だけでなく心も浄化されていきます。

次に鍼。

鍼は細胞を活性化することで自然治癒力を引き出していきます。
また、固まった凝りをとることで全身の循環をよくしてくれる効果もあります。

ところで皆さん、「凝り固まる」という意味をご存知でしょうか?
もちろん、凝って固くなるという意味もありますが、もう1つ意味があるんですよ。

それは、そのことだけに執着して他を顧みないという意味。

まさしく体の凝りは、内面からの執着からくるもの。
心と体はつながってることが確信となりますね。

余談なんですが、鍼をすると涙を流されるクライアントさんがいます。
刺激が強い鍼を受けられたクライアントさんほど、涙を流します。

結構な割合でいらっしゃるんですが、それは最初にお話した扁桃体ハイジャックが起きている状態です。鍼の刺激が過去の傷ついた時を思い起こすきっかけになり、その時の記憶が戻り泣くという行動につながっているのです。

クライアントさんは何だかわからないけど涙がとまらないと言いますが、脳内ホルモンが分泌されているので、自分でもコントロールできないのは当たり前です。

でも、涙は浄化へと導いてくれますのでご心配なく。
現に治療中に涙を流したクライアントさんは、すっきりして帰られます。
このように、鍼治療は体を整えるだけでなく心の浄化にも作用します。

ぜひ興味ある方は、信頼のおける鍼灸師の方に体を預けてみてくださいね。

最後に「思考の変換」です。

これは、どういうことかというと、考え方、受け取り方を変えるということです。

私は、恩師に教えて頂いた言葉があります。
それは「事実は1つ。解釈は無限大」
人生におきる出来事には、すべて意味があります。

私の場合は、前の旦那さんの出来事がなければ、人生について考えることもなかったですし、病気になったおかげで治療家を目指すことになりました。また、娘の存在が勇気をくれたし本当にトラウマ様様です。

トラウマを抱えている人は、その事象が人生においてどういう意味をもたらしているのか考えてみてください。もしかしたら、人生の大きな目的を成し遂げるためのきっかけとして必要な出来事だったのかもしれません。

どう考えるか、受け取るかで人生は全く別のものになっていきます。形や原型のないトラウマにとらわれて一生涯生きていくのか、トラウマを受け入れ心を浄化して、その経験を人生の糧にしていくかはあなた次第。

トラウマが人生における歩みを止めてしまっている原因になっている人は、参考にしてみてください。